【必見!】放課後等デイサービスの送迎トラブルとその対処法

2024年2月18日(日)
【必見!】放課後等デイサービスの送迎トラブルとその対処法

放課後等デイサービスの送迎では、児童が車に乗らない、車内でトラブルが起きる、 保護者が不在、停車場所で近隣と揉める、遅延連絡が追いつかないなどの送迎トラブルが起こりやすいです。

この記事では、放課後等デイサービスで起きやすい送迎トラブルの事例と、現場での対応、 事前に決めておきたいルール、送迎表やアプリで確認しやすくできることを整理します。

関連する確認事項として、 「1人送迎の判断で確認したいこと」「送迎規定や注意点を確認する」「送迎表テンプレートで事前に予定を整理する」も合わせて見直すと、施設内で確認する範囲を整理しやすくなります。

放課後等デイサービスで起きやすい送迎トラブル

送迎トラブルは、運転中だけでなく、学校や自宅での受け渡し、出発前の予定確認、 保護者への連絡、車内での児童対応など複数の場面で起こります。 ここでは、放課後等デイサービスで特に確認しておきたい5つの場面を整理します。

1. 子どもが送迎車に乗らない

放課後等デイサービスの送迎では、学校にお迎えに行ったり、 事業所から自宅までお送りすることが一般的です。 その際、学校で不快な出来事や心配事があったり、 送迎中の車内で何か気になるようなことがあったりすると、 子供たちの心は不安定になり、 車に乗ること、車から降りることを拒否することがあります。

これが他の子供を迎えに行く時間が迫っている時や 保護者が子供の帰りを待っている時だった場合、 現場スタッフには迅速かつ適切な対応が求められます。

対応策

このような状況である時、無理やり子供を乗せようとしたり、 叱責して怒鳴ったりせず、以下のような対応をすると良いでしょう。

①落ち着いて話を聞いてみる

子供の話を聞き、気持ちを理解しようと努めることが重要です。 なぜ車に乗りたくないのか、何が気になるのかを聞き、 子供の不安や心配に共感しながら、子供がリラックスできるようにしましょう。

②子供のニーズに合わせた対応をする

子供ごとの個別のニーズや好みを把握し、送迎時にそれに合わせた対応を行うと良いでしょう。 例えば、おもちゃが好きな子供であれば、おもちゃを持たせて車に乗ってもらうなど。

③他スタッフに協力を求める

一人で対応するのが難しい時は、他のスタッフに協力を求めることも検討しましょう。 対応が難しい子供の送迎を行うことがわかっている時は、 スタッフは2人以上が同乗することを検討されても良いかもしれません。

④余裕のある送迎計画を立てておく

送迎場所や時間があらかじめ保護者から伝えられている場合、 事前に送迎計画を立てることができます。 この際、何かトラブルがあったときのために時間に余裕を持った計画を立てておくと良いでしょう。

2. 車内で児童同士のトラブルが起きる

車内は狭く、子供同士の個人的な空間が制限されたときなど、 送迎中に不安やストレスを感じていることがあります。
このような時に、子供たちが感情や意見を適切に表現できず、 子供同士の衝突につながるようなトラブルが発生する可能性があります。

対応策

運転中に子供が喧嘩をし始めると、非常に焦ります。
運転を担当しているスタッフは落ち着いた対応をとりましょう。

①落ち着いて仲裁する

スタッフは落ち着いて状況を判断し、子供たちの喧嘩に適切に介入しましょう。 あまりにも喧嘩が激しい場合は、安全のためすぐに停車させてください。
また、対応が難しい子供の送迎を行うことがわかっている時は、 すぐに対応できるよう、スタッフは2人以上が同乗することも検討されると良いでしょう。

②送迎中に退屈しないようにする

子供たちには送迎中に退屈しないような活動や娯楽を提供しておくと良いでしょう。 スタッフから会話を持ちかけたり、おもちゃを渡しておくことで、 車内にいるストレス以外のことに目を向けてくれるでしょう。
※会話をするときは安全運転に支障をきたさないようにしてください

③同じ車に乗せて送迎しない

相性が悪い子供達もいます。スタッフ間で子供たちの人間関係について情報を共有し、 喧嘩しそうな子供はあえて別の車で送迎したり、別の時間帯に送迎することも検討すると良いです。

3. 到着時に保護者が不在

送迎場所に時間通りに到着したのに子供がいない、保護者がいないという事態も起こり得ます。 「行き違い」の可能性がありますので、的確に対応をしましょう。

対応策

①自分の把握が間違っていないかを確認

まずは送迎時間や場所に間違いがないか、再度確認をしましょう。 手元に確認できるツールがなければ、 施設にいるスタッフに確認を取っても良いかもしれません。 もし自分が間違っており、本来の送迎時間を過ぎてしまっていた場合は 直ちに保護者に連絡をとり、送迎の遅れをお詫びしましょう。

②保護者に連絡

時間や場所に間違いがないことが確認できれば、保護者に連絡をします。 保護者が予定時間や場所を間違えている可能性があります。

③他の子供を先に送迎する

もし保護者に連絡が取れて、時間を間違えていたようでしたら、 先に他の子供を送迎することを伝えておくと良いでしょう。

こうした行き違いを減らすには、 日頃から最新の送迎予定を一つの表で確認できるようにしておくことが重要です。 「送迎表テンプレートで事前に予定を整理する」もあわせてご覧ください。

4. 停車場所や近隣とのトラブル

最近では学校への送迎でも学校の敷地内に停められないケースがあります。 あるいは子供の自宅付近でも乗り降りする程度しか停車できないこともあります。

対応策

①近くのコインパーキングに止める

もし送迎に行った後で停車場所がないことに気づいた場合は、 その日は一旦近くのコインパーキングに停めるようにすると良いでしょう。
無理に路駐すると事故などのトラブルに巻き込まれる可能性があるので注意してください。

②停車できる場所を事前に把握しておく

保護者との契約時や送迎のやり取りをした時に、 同時に停車場所の確認をしておくと良いでしょう。 停車可能な場所は他スタッフにも共有しておくようにしましょう。

学校送迎で確認しておきたい規定面は、 「放課後等デイサービスの送迎規定と注意点」でも整理しています。

5. 遅延連絡が追いつかない

交通事故や渋滞などの交通遅延が発生した場合、 送迎が予定よりも遅れることがあります。 送迎予定時間を過ぎてしまった時にどのように対応するべきか、 以下の内容を参考にしてみてください。

対応策

「間に合わせないと!」と焦る気持ちになりますが、 落ち着いて運転に集中しましょう。 同時に以下のことをやっておくとスムーズに対応できます。

①保護者(もしくは関係者)に連絡しておく

まずは直ちに子供の送迎に関わっている関係者に連絡し、 送迎の遅れをお詫びします。 関係者というのは保護者や学校の先生です。 遅延の理由や見込まれる到着時刻を説明し、 不安を抱かせないようにしましょう。

②事業所にいるスタッフに連絡

事業所に戻ってくる時間も遅れる可能性がありますので、 事業所にいるスタッフにも一報入れておくと良いでしょう。

送迎トラブルを防ぐために事前に決めておきたいこと

送迎トラブルを減らすには、当日の判断を現場スタッフだけに任せず、 施設内で確認する項目と連絡順をあらかじめ決めておくことが重要です。 制度や自治体ごとの運用は確認が必要ですが、実務上は次のような項目を整理しておくと対応しやすくなります。

  • 乗車・降車時に、誰が児童と荷物を確認するか
  • 学校・保護者との受け渡し場所と待機時間をどう決めるか
  • 保護者不在時に、何分待って誰へ連絡するか
  • 遅延時に、施設・保護者・学校へどの順番で連絡するか
  • 車内で配慮が必要な児童情報を、送迎担当へどう共有するか
  • 停車場所・待機場所を、事前に誰が確認するか
  • 送迎表の最新版を、出発前に誰が確認するか

出発前の確認項目を洗い出す場合は「出発前に確認したい送迎チェック項目」も参考になります。保護者不在時の流れを詳しく見たい場合は「送迎時に保護者が不在だった場合の対応」で整理しています。

送迎トラブルが起きたときの対応手順

送迎中に想定外のことが起きた場合は、原因の確認よりも先に安全確保と情報共有を優先します。 施設ごとのマニュアルに沿いながら、次の流れを基本として整理しておくと対応をそろえやすくなります。

  1. まず安全確保を優先し、必要に応じて停車や同乗スタッフへの協力依頼を行う
  2. 施設に状況を共有し、現場だけで判断を抱え込まない
  3. 保護者・学校など関係者へ、状況と今後の見込みを連絡する
  4. 対応内容、連絡時刻、次回確認することを記録する
  5. 再発防止のために、送迎ルールや送迎表の確認方法を見直す

当日変更の連絡が多い施設では、「送迎変更連絡を整理する方法」も合わせて確認しておくと、施設内で連絡経路を決めやすくなります。

送迎トラブルを減らすには、送迎情報の共有と確認が重要

紙の送迎表、Excel、口頭連絡、電話、LINEが分かれていると、 最新の送迎予定が分かりづらくなったり、変更連絡が一部の職員にしか伝わっていなかったりします。 保護者からの変更が送迎表に反映されていない、出発前に誰が確認したか分からない、 遅延や保護者不在時の対応が属人化する、といった負担にもつながります。

pick! では、送迎予定を施設側で整理し、保護者からの連絡や変更内容を確認しながら運用しやすくできます。 送迎表・予定表を見ながら、変更があった送迎情報を更新しやすくすることで、 出発前の確認や施設内共有の負担を減らすことを目指しています。

まとめ

放課後等デイサービスの送迎トラブルは、事例ごとの対応だけでなく、 事前ルール、当日の共有、対応後の記録までそろえておくことで確認しやすくなります。 送迎車に乗らない、車内トラブル、保護者不在、停車場所、遅延連絡などの場面を想定し、 施設内で同じ情報を見ながら対応できる状態を整えておきましょう。

無料トライアル

送迎トラブルの確認漏れを減らせるか、pick! で試せます

送迎予定や変更内容を保護者と施設側で共有し、行き違いや確認漏れを減らしやすくできるか、30日無料で確認できます。